鉄骨造解体工事
内部造作を先行して撤去し、「鉄骨カッター」を装着した重機により解体を進めます。
鉄骨造解体工事で注意すべきは「吹付アスベスト」や「石綿含有産業廃棄物」の使用状況を確認すること。
構造材(梁等)に「吹付アスベスト」が吹き付けられていないか、外壁材や屋根材に「石綿含有建材」が使用されていないか等を現地調査の段階で見落とさぬよう注意しなければなりません。
それらが使用されている場合は関係法令等に基づき、適正に取り外し、処分します。
鉄筋コンクリート造解体
内部造作を先行して撤去し、「油圧圧砕機」を装着した重機により解体を進めます。
その際、リサイクルを妨げる他の廃棄物がコンクリートに混入しないよう注意します。
中高建物においては、超ロングブームの重機を使用するなど、建築規模から重機を選定します。
「油圧圧砕機」により大割りされたコンクリートは、さらに「小割機」を用いて鉄筋を分別し、運搬の効率を向上させ、リサイクルします。