SERVICE
進化と深化で明日へつなぐ
「解体事業」
「一般廃棄物・産業廃棄物処理事業」
私たちが描く持続可能な社会とは、解体現場で発生する環境破壊に繋がる諸々の排出物を働く従事者が理解したうえで適切に処分し、また、そこから出た廃棄物を可能な限りリサイクルすることで、環境負荷を抑えることによってできる社会です。働く社員のすべてが循環型社会を実現するための大きな役割を担っていることを理解し、解体事業や一般廃棄物・産業廃棄物処理事業に取り組んでいます。
50年の実績に裏付けされた解体事業
持続可能な社会のためには、既存の建物の壊し方や廃棄に十分な配慮と確かな技術に裏打ちされた施工が必要です。解体事業においては長年の実績で応えています。
POINT 1
品質とコストのバランス
POINT 2
アスベスト除去工事
POINT 3
あらゆる解体工事
に対応
手こわし解体工事
場所や建物を選ばず丁寧に確かに。
確かな技術でこたえる
重機が入ることのできない住宅密集地においてその効果を発揮します。振動、騒音を抑え、現在では希少となりつつありますが、クワバラ・パンぷキンは手こわし解体を大切に受け継いでいます。また現場の状況に合わせてこわしと機械の併用による解体工事も実施。再資源化しやすく発生量が多い「木くず」や「がれき類」を重点的に分別しながら作業を進めることにより、効率的に工期を短縮できます。
大規模解体工事
難度の高いアスベスト除去から再生しやすい
分別処理まで中小から大規模ビル、再開発案件まで
●鉄骨解体工事と鉄筋コンクリート造解体工事 現地調査の段階から構造材(梁等)に「吹付アスベスト」や外壁材や屋根材に「石綿含有産業廃棄物」の使用状況を確認。使用されている場合は関係法令等に基づき、適正に取り外し、処分します。内部造作を先行して撤去し、「油圧圧砕機」を装着した重機により、コンクリートを粉砕。さらに「小割機」を用いて鉄筋を分別し、運搬の効率を向上させます。重機は建築規模から選定。中高建物では、超ロングブームの重機を使用します。
特殊解体工事
各種看板類から杭抜き、焼却炉まで
特殊な解体工事にも、これまでのノウハウを駆使して柔軟に。
●杭抜き工事
重機により掘削をし、ケーシングを回転、杭先端まで掘削後、ケーシングを引き上げることにより、杭周りは完全に掘削されます。杭を引き上げた後、指定された埋戻し材で杭穴を埋めて工事を完了します。
●小型焼却炉撤去工事
「工事に従事する労働者のダイオキシン類による健康障害防止」「解体工事に伴うダイオキシン類による周辺環境汚染の防止」「解体工事で発生する廃棄物の適正処理」を基本方針とし、関係法令及び通達等を遵守して工事を進めます。
木造建物解体工事
木造住宅としての財産を守り、文化的価値も未来へつなぐ
古民家再生から曳家工事まで。
●移築解体{古民家再生}工事
歴史的遺産としての「民家」が減少していくなか、伝統的木造技術が再認識され「民家再生」や「古材」の再利用が注目されています。お客様の状況やご要望に合わせて最適かつ安心安全な移築解体工事を行います。
●曳家工事
建物を移動させたい場合に、建物をそのままの状態で油圧ジャッキで上げ、レールで移動させます。
一般廃棄物・産業廃棄物処理事業
解体事業を専門としてきた観点より、昭和55年に移動式コンクリートクラッシャーを導入、続いて木くず破砕機の導入を経て、平成3年に総合中間処理工場を建設するなど、施設の整備を行ってきました。
受け入れられた産業廃棄物は、有害物や許可品目以外が混入していないかをチェックした後、各ヤードに送られます。さらに手選別や機械選別で有価物、リサイクル物をピックアップするなど、適正で安全な処理を行っています。
常に再資源化を考慮したさまざまな処理
当初は「自社処理用」として建設した総合中間処理工場でしたが、現在では「同業他社はパートナー」をモットーとして幅広い業種のお客様にも対応しています。おもに下記のような処理を行っています。
① 建築工事や解体工事、造園などから排出される「木くずのチップ化」
② 再生骨材の製造を行う、「がれき類処理」
③ R P Fと呼ばれる固形燃料の製造を行う、「廃プラスチック類処理」
④ 破砕後、高性能焼却施設に搬入され、マテリアルリサイクル(ガス化改質方式)やサーマルリサイクル発電される、繊維くず、廃プラスチック類
POINT 1
木くず処理からリサイクルまで
自社内で対応
建築工事や解体工事から排出される木くずをメインに運送業者から排出されるパレットや伐採工事などから排出される樹木類などまで幅広く対応しています。再生リサイクルを意識して、川口ウッドリサイクルなど工場へ運ばれ、木材エネルギー化されます。
「川口ウッドリサイクル」
1日最大230トンの木材チップを生産する「川口ウッドリサイクル」が2020年春より稼働を開始しています。自社を含め、東京都内、埼玉県内から排出される木くずから原料・燃料の生産を行い、環境負荷低減と省エネに貢献。循環型社会の構築を目指した新しい挑戦が始まっています。
POINT 2
各種廃棄物も処理から
処分、再生まで。
がれき類処理
建築工事や解体工事から排出されるコンクリートがらを受け入れて破砕処理し、再生骨材(RC40-0)の製造につなげます。
繊維くず処理
繊維くず(畳等)は破砕後、高性能焼却施設に搬入。マテリアルリサイクル(ガス化改質方式)やサーマルリサイクル(発電)されます。
廃プラスチック類、紙くず処理
廃プラスチック類や紙くずは圧縮梱包され、プラスチック製品原料や古紙としてリサイクルされます。また廃プラスチック類の処理後は高性能焼却施設に搬入され、マテリアルリサイクル(ガス化改質方式)やサーマルリサイクル(発電)されます。受け入れたプラスチックを原料として、高カロリーで扱いやすいRPFと呼ばれる固形燃料を製造。固形燃料は、大手建材メーカーのボイラー燃料として利用されています。塩ビ樹脂は、焼却時の条件によっては副産物としてダイオキシン類を生成してしまいます。そのため弊社においてはこれら廃プラスチック類を破砕後、安定型最終処分場で埋立処分しています。
がれき類、ガラスくず・コンクリートくず
及び陶磁器くず、ゴムくず、金属くず処理ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず(ガラスくず、瓦くず等)は、破砕後、安定型埋立処分します。現場での徹底した分別に取り組み、安定型産業廃棄物以外の混入がないように細心の注意を払っています。
POINT 3
自社による徹底した管理で
最終処分
戸田安定型最終処分場
「石綿含有産業廃棄物」の埋立にも対応。環境負荷を最小限に抑え、かつ安全、適正に処理を行える最終処分場を運営しています。
中間処理施設において既に分別された処理済み廃棄物を、最終処分場でも展開検査し、徹底した異物の除去を行い記録しています。
〇取り扱い品目(許可品目)
がれき類(※) ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず(※) 廃プラスチック類(※) 金属くず ゴムくず
※は「石綿含有産業廃棄物」を含む。
解体から最終処分までの
ワンストップサービスを提供
解体工事現場から最終処分、そしてリサイクルに至るまで一貫して自社で責任を持って対応しています。
その他事業
幅広い事業で、様々な場合にも対処。まずはご相談ください。
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とび・土工工事、土木工事、建築工事等建設業
不動産の売買、仲介、斡旋
土木建築資材料販売業
製材及び木材販売業
チップ製造業
美術工芸品の売買
園芸農業
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古物の売買業
鉄及び非鉄金属スクラップの売買
紙、ビン、繊維、金属等廃棄物再生事業
一般廃棄物の処理業
造園業
肥料の製造及び販売